
こんにちは!わっきーです!

こんちゃ。
今年は梅雨が少し長そうですね。雨の日は釣れるイメージがあるので好きですが、今年の梅雨は釣りに行けてません。皆さんはどうですか?
さて、今日お話しするのは「バス釣り初心者の方がタックルを揃える所から初バスを釣るまでの7ステップ」についてです。爆速で最初の一本あげましょう!一連の流れを説明するので今日の記事は長めですが、どうぞお付き合い下さい。
バス釣りにはタックル選びからルアーセレクト等、沢山の選択肢がありますが、今回の記事では私の独断と偏見と好みと1/3の純情な感情で全て指定しちゃうので、悩まずに済むようになっています。

1/3の純情な感情って何?

SIAM SHADEでしょ。年代バレるよ。
道具を揃えよう
まず、釣具屋さんに行って(Amazonでも良いと思います)道具を揃えましょう!買い物リストを作ったのでご覧くだされ。

上から順に説明していきます。
リール(糸巻く機械)とロッド(竿)についてですが、大まかに二種類あります。「スピニング」と「ベイト」です。

出典:Amazon
上のがスピニングリールです。

出典:Amazon
そしてこれがベイトリールです。
さらにスピニングロッドとベイトロッドがあります。

出典:Amazon
上のがスピニングロッドで、

出典:Amazon
こっちがベイトロッドです。見分け方としては、ベイトロッドのグリップの所にピョンとでっぱりありますよね。これが指を引っ掛けるトリガーというやつで、これの有無で見分けられると思います。
注意してもらいたいのが、スピニングリールにはスピニングロッド、ベイトリールにはベイトロッドを装着して使用して下さい。スピニングリール+スピニングロッドで「スピニングタックル」、ベイトリール+ベイトロッドで「ベイトタックル」と呼びます。

今回買ってもらうのはスピニングタックルです!
リールとロッドを選ぶ際に、もう一つだけ。
釣り具(リール・ロッド)の三大メーカーを知っておいて欲しいのです。
・DAIWA (ダイワ)
・Abu Garcia(アブガルシア)
ぶっちゃけアブは上の二つに比べると劣るかもしれません。ただ、私は一番好きなメーカーです。なんでかって?カッコいいからです。あと、エンブレム(スウェーデン王室御用達マーク)もカッコイイ。
なので、上の買い物リスト見るとリール、ロッド共に第一候補はAbu製品にしてますです。

悩みたくない人は是非Abuで!
DAIWAやSHIMANOがよければ、同価格帯の物からチョイスしてみて下さい!
もちろん、もっと高いモノとか、見た目的に気に入ったものがあればそちらでもGOOD!
リールとロッドを買う時に注意して欲しい事があります。
それは、リールの商品名の後ろの記号「2500S」、ロッドの商品名の後ろの記号「632L」を間違えないようにして欲しいのです。
リールのその記号は大きさや、糸巻き量を表しています。
ロッドのその記号は長さや硬さを表しています。
これらについてはまた別の機会にお話しできればと思いますが、今回は「バス釣り初心者が扱いやすく、今後も使える事」を念頭に選んでありますので、あくまで買い物リスト通りの物をお召しになって下さい。
商品名の後ろの記号を間違えない事!

↓アブタックルはこちらでも買えまっせ!



↓DAIWAタックルはこちらでも買えまっせ!



↓SHIMANOタックルはこちらでも買えまっせ!


次はライン(糸)についてです。バス釣りで使うラインには大きく分けて3つ種類があります。
・フロロカーボン
・ナイロン
・PE
細かいお話は今回は割愛するとして、使っていただくラインの種類はフロロカーボンです。ラインには強度がありまして、lb (ポンド)で表します。今回使って頂くのは4lbです。そしてこのライン、とてつもなくコストパフォーマンスがいいので、初心者の方は是非コレを使って下さい。

320mでこの値段は安い!

次はフック(針)についてです。フックは次に紹介するワームに刺して使います。フックにも色々と種類があるのですが、今回はとりあえずこの「キロフック ワーム17」をお召しになって。フックにも大きさがあって「#1」のように表記されます。今回は「#1」でいきましょう。

どんどんいきましょう!お次はワーム(柔らかい素材のグニョグニョしたグミみたいなルアー)です。釣具屋さんに行けばわかると思いますが、ワームも種類は凄まじい数あります。その中でも今回選んだのは名高いワーム、多くのアングラー(釣り人)からかなりの信頼を得ているものの一つです。

相当お世話になってます!

ぼくも相当食ってます!(泣)

赤い線で囲まれた部分に色の種類が書いてあります。

343は色番号と思って下さい。名称は「WATERMELON/GILL」です。ぶっちゃけ色はなんでも良いです。好みで選んでください。ただ、悩みたくない人はこれを選んでおけばオッケー。

次はハサミです。ラインを切るのに使います。オススメはピニオンリール付きの爪切り型ですが、釣具屋さんにいっぱい種類があるので好きな物を選んでください。

家に爪切り余ってればそれ使っても良いんじゃない?

もちろん普通のハサミでも問題ないですよ。

そして最後、ペンチです。プライヤーとも言いますね。主に魚に引っかかっている針を外す時などに使いますが、このDAIWAのプライヤーは様々な用途に使えるのでオススメです。

別に家で余ってるプライヤーあればそれで良いんじゃない?

もちろん!100均で売ってるやつでも良いよ!

はい、ここまでで、合計¥18,100です。他にも必要なものがありますが、家にあると思いますのでわざわざ買う必要が無いかと思います。それらは何かと言いますと、
・カバン(リュック、ショルダー、メッセンジャー、ウエストバッグ、サコッシュ等)
・スケール(メジャー)
カバンは両手が空けばなんでも良いです。しかも今回カバンの中に入れるのはワーム、針、ハサミ、プライヤーだけですので小さいカバンでも大丈夫ですね。
スケールは家になくても100均で買えます。
もちろんこれらは釣り用のもあるので予算があるのであれば揃えても良いかもしれませんね!

比較的安くて良いの紹介しまっせ!


あとはハサミやプライヤーを安く抑えて、カバンを買うとか、スケールを賈うとか、¥20,000に収まるように調整してみても良いかもしれません。
リールに糸を巻こう
道具が揃ったら次は準備です。まずは、ロッドにリールを装着します。


そしたら次はリールに糸を巻くのですが、その前に覚えてもらいたい名称があります。
まずロッドに付いている糸を通す輪っかです。これをガイドと言います。下の図参照で。

そして次はリールに付いている半円型の細い棒状の物をベールアームと言います。下の図参照。

とりあえず、ロッドのガイドと、リールのベールアームを覚えておいて下さい。

それじゃ、早速糸を巻いてみよう!
まずはロッドの一番下のガイドに上からラインを通してきます。下の図参照(しばらくわかりやすくするためにラインの代わりに紐使います)。

ライン巻く際、ベールアームに注意です。必ず「ベールアームをクイっと上に起こして」からリールに結んでください。


ちゃんとベールアームを起こしてからラインを結ぶと、下のようになります。

そしてベールアームを戻すと、ラインがベールアームの下をくぐるようになります。これが正解。

ベールアームを起こさないでラインを結ぶと、下の図のようにラインがベールアームの下をくぐりません。それだとダメです。

ベールアームが戻っている状態の時に、ラインがベールアーム下を潜っていないと空回りしてラインが巻けないので注意して下さいね。

ベールアームを起こしてからラインをリールにむす、あっ、
ラインの結び方ってどうやるんですか???
ラインの結び方は色々ありますが、とりあえず僕がずっと使ってきた応用範囲の広い結び方を伝授します。
ユニノットと呼ばれる結び方です。

こんな感じです。引っ張って締め込む前に唾液等でラインを湿らせておくとラインの摩擦熱によるダメージを軽減できますので必ず湿らせて下さい。
下の図の矢印の部分「スプール」と言いますが、リール本体から外す必要はありません。見やすくするために外しているだけです。

結び目はスプールの一番上に来るようにして下さい!そうすれば結び目のコブが邪魔になりませんので。
余分な部分は2mmぐらい残してカット!

・結び目のコブはスプールの一番上に。

そしたら次は巻き巻きします。
巻くのにペンかドライバーを用意して下さい。


何に使うの?


ラインがボビンからスムーズに出たり、出過ぎたりしないよう足で力加減を調整するのです。誰か手伝ってくれる人がいれば手に持ってもらった方が簡単です。靴下や軍手をしないとボビンの回転による熱により火傷しちゃう可能性があるので注意して下さいね。

いざ、巻き巻き!
ここで注意してもらいたいのが、「巻く時は必ずラインを張りながら巻く」事です。弛んだまま巻いてしまうのはライントラブル(絡まったりする事)の一番の原因ですので、ちゃんとラインは張ったまま巻きましょう。

巻き巻き巻き巻き・・・・・
これ、どこまで巻けば良いの?

上の図の赤丸部分がスプールエッジと言います。スプールの端です。そこから2,3mm内側まで巻けば問題ありません。多少少なくても良いですが、多いとこれもまたライントラブルの原因になりますので注意です。
巻き終わったらカットして出来上がり!お疲れ様でした!
・スプールエッジの2,3mm内側まで巻こう。巻き過ぎ注意!
ルアーをセットしよう
さぁ、あとはルアーをセットすれば準備完了です!
今回使うフックの種類は「オフセットフック」と言います。上の部分がクネっとクランクしているのが特徴です。
このオフセットフックをワームに刺してからラインを結びます。

刺し方説明してくれ。
まず、最終的な完成イメージを見てください。

それでは説明しますね。まずワームの頭から刺します。

そして脇から出します。ワームの先端から5mmぐらいの所(フックの形状に合わせて下さい)。

そのままワームをフックの先端近くまで滑らせます。

ワームをフックのクランク部分に滑らせる時、フックをスルッと反転させます。

今の説明分かりづらいでしょうけど、下の図のようになれば良いです。

次は下の部分を刺します。狙いを定めて、刺して、出す。(下ネタチガウヨ)

刺して

出す(下ネタチガウカラネ)

釣り場で使う時は下の図のようにフックポイント(フックの先端)を薄皮一枚刺して隠しておくのですが、まだ釣り場では無いのでフックポイントは出したままでOKです。

余分なラインをカットして完成!

フックをセットする際に重要なのが、フックがワームの中心軸を通るようにする事です。曲がったり、軸がズレているとワームのアクション(水中での動き)に影響が出てしまいます。

一番下のガイドにフックを引っ掛け、少しリールを巻いてラインを張った状態にしておけば、とりあえず釣具の準備は完成です!あとは釣り場に行くだけです!

お疲れ様でした。
服装に注意しよう
タックル(釣り道具)持って、カバンを持って、虫除けして、暑かったら帽子被って、飲み物も持って、いざ出陣です!

よっしゃーーーーー!行くぞーーーー!

待て!ブサイク!
ここでちょっとアドバイス。
夏は暑いので半ズボンにサンダル、涼しい格好で行きたいですよね。
ですが、できればサンダルよりスニーカー、半ズボンより長ズボンもしくはレギンスやタイツの方がいいと思います。虫とか、草とかで足下が結構厄介なので。気にしない方は問題無しです。
・半ズボンより長ズボン、レギンスやタイツ
の方がいいかも。
釣り場で投げる練習しよう
ルアーを投げる事を「キャスト」と言います。キャストには何種類かあり、つまり様々な投げ方があります。その中でも基本となる「オーバーヘッドキャスト」、狭い場所や近い所に投げる「ピッチング」、とりあえずこの二つをできるようになって欲しいですね。
ただすいません、文字や写真だと説明しづらいのでYouTubeやググって調べてみて下さい。
黒鱒坊主対策本部のYouTubeでもキャストに関して動画で説明しますので、それまで少々お待ちください。

なるはやで頑張ります!
オーバーヘッドキャストは基本のキャストですが、よく飛ぶので広い場所で使う事が多いです。ピッチングは狭い場所で使ったり、近い所に投げる時に使います。ポイントの規模で使い分けて下さい。
まず、広い場所で練習してある程度できるようになったらポイントを選んで釣りましょう!
・ピッチング
とりあえずこの二つをマスターしよう!(ある程度できれば全然OK)
釣りするポイントを選ぼう
釣りをするポイントについて説明します。

どういう所で釣りすればいいの?
ただ闇雲に投げてれば釣れるもんでも無いのがバスフィッシング。バスのいない所に投げても釣れるわけがありません。そこで重要なのがポイント選び。じゃあ具体的にどんなポイントで釣りをすればいいのでしょうか。
まず、ダメな場所。
・何にも無い広い場所
まず最初に切り捨てるべきなのはオーバーヘッドキャストで何も無い沖に投げる事です。
夏、暑いです。クーラーの効いた部屋、風通しの良い場所に居たいですよね。魚も同じで、冷たい水が流れる場所や水通しの良い場所(上流の川とか流れ込み)、影になっている場所など少しでも涼しい場所に居ます。だから夏は魚のいるポイントが絞りやすいです。
あなたがまず、釣り場に行ってチェックすべきなのは涼しそうなポイントです。
・流れ込み
・日陰(橋の下や木の下、草の根元、狭い水路、色んな場所に影が有ります)
・入隅(池や沼、水門、船着場の角。年中好ポイントなので必ずチェック。)
ぶっちゃけ、オーバーヘッドキャストよりピッチングが活躍するんです。
コツは、一箇所で粘るのではなく、可能性を感じる所は全てチェックする勢いでドンドン移動する事です。これを「ランガン(RUN&GUN)」と言います。バスフィッシングの基本です。
さぁ、釣ろう
前提として、今回使ってもらうワームは規模の大きい場所より小場所が得意です。ワーム自体のボリューム、動きが小振りなので広範囲にアピールはできません。が、先程も述べました通り、夏はバスの居場所が絞りやすいです。そのピンポイントにこのワームを投入すればほぼイチコロです。このワーム、バスがそこに居れば食います。食わないならそこにバスはいないと考えて良いぐらいです。
そこにバスが居ればほぼ必ず食うと言っても過言では無い。
食わないならバスはそこには居ないと考えて次の場所に移動!

あそこなんか怪しいぞ!バスいそう!
上手く良い感じの所にキャストできたとします。
そしたらしばらく放置。5〜10秒、長くても20秒ぐらい。バスが居れば大体この時食ってきます。

・・・・・。
それがダメならロッドの先をゆっくり引っ張ってきて、底をズルズル引いてくるイメージ(ズル引き)。深い場所や、余りにも近かったり、足場が高いとズル引き出来ないので、それは現場で判断して下さい。ほとんどがキャスト後の放置(フォーリング)で食ってくるのであまり気になさらず!
あと、巻く時は必ずラインを張った状態(テンションをかけた状態)を保って下さい。ライントラブルにつながります。

ゆ〜〜〜〜っくりズルズルズルズル。

・・・・・・。うぅ。

ぱくっ。

ん?なんか引っ張られてるような。重くなったような。
そんな時は焦らず、ラインを見て下さい。魚であれば、ラインがすぅ〜っと横に走ります。

来たっぽい!
ラインが走ったら「一呼吸おいて」、魚の口にフックを引っ掛けるイメージでロッドを手前に煽って下さい(フッキング)。

やっちゃった〜!
後は慎重に巻いてきて釣り上げるのみ・・・・・・・・・・。
・巻く時はある程度テンションをかけながら。
・来たかな?と思ったらラインの走りを見る。
・ラインが横に走ったら「一呼吸おいて」フッキング。
釣ったあとは
おめでとうございます!

やったーーー!

がびーん。
バスを持つ時、バスが暴れて、フックが自分の手に引っかかってしまうって事がたまにありますので十分注意して下さい!
大きさは測りましたか?写真は撮りましたか?
全て終えたらバスにキスをしてバイバイしましょう!

ちゅっ。

気持ち悪ぃよ!

ありがとう!またね!

もう二度と嫌だね!
まとめ
爆速で初バスゲットするまでの7ステップ・夏編。いかがでしたでしょうか?
今日お話しした事が全て出来るようになれば、あとは応用でなんでも出来るようになります。
簡単に釣れないのがバスフィッシング。でも爆速で釣って下さい。面白さが何千倍にもなりますから!
もし、なかなか釣れないなら超早起きして日の出と共にスタートしたり、雨の日に釣りする(雷には本当に注意)と、確率アップ相当見込めます。ぜひ試してみて下さい。
今回お話しした事は、あくまで僕の経験を基にしたものです。もっと良い方法や、考え方があると思いますが、一例だと捉えて下さい。皆さんの釣り場など状況は様々なので、一概にコレとは言いきれない部分もありますし、違うルアーの方が効果的だって事もあると思います。まぁ、その時はご了承ください(笑)。一連の流れをわかってもらって、少しでも初バスゲットのお力添えになれれば幸いです。

目指せ!初バスゲット!

釣られないように頑張ります。
今日は長丁場でしたが最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
ではまた。
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